雨を切り裂き、王者へ――村上モータース、運命の最終決戦


一年を通して戦い抜き、積み重ねたポイントで年間王者を決める「スーパー耐久シリーズ」。2025年シーズンは、3月のもてぎから始まり、晩秋のFINALまで全7戦の長い旅路。その中で「ST-5R」クラスだけは特別で、10月の「第6戦 岡山」が最終決戦となる──そんな独自のドラマを抱えたシーズンでした。
序盤から突出した存在となったのが、私たちがスポンサーとして応援している「村上モータース」。開幕から驚異の全戦ポールポジション。決勝でも1位3回、5位2回と、まさに“誰も止められない”強さでシリーズを牽引していきます。しかし、黙って追走するチームがありました。スーパー耐久に初参戦しながら、一気に存在感を示した新鋭「KOSHIDO RACING」。5戦を終えた段階で、年間チャンピオンをめぐる争いは、まるで二強による一騎打ちの様相を呈していました。
そして迎えた最終戦・岡山。
天気予報はあいにくの雨。予選開始時には空が泣き出し、コースは刻々と表情を変える難しいコンディションへ。そんな中でも村上モータースは揺らがない。濡れた路面をものともせずマシンを操り、翌日の決勝ポールを確実に掴み取る――その姿は、まるで“勝つべくして勝つチーム”の風格そのものでした。

決勝当日も、小雨は止む気配を見せません。水しぶきが舞い上がる中、レースは静かに幕を開けました。ポールから飛び出した村上モータースは、序盤で作ったリードを決して手放さない。周囲が慎重になるウェット路面でも、迷いのない走りで周回を重ね、追い上げてくるライバルたちを寄せつけません。
そして──チェッカーフラッグ。
最終戦をトップで駆け抜けたその瞬間、年間チャンピオンの座は確実なものとなりました。

村上モータース、堂々のシリーズ王者。
長いシーズンを戦い抜いたチームの皆様、本当にお疲れさまでした!

